インドハリアナ州のあぜ道から(4)

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芽だしをした種子を水苗代播く(12月3日)

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苗代期間(12月1日~1月31日)の気温の推移

 インドハリアナ州で日本米づくりに挑戦するプロジェクトチームをアスクインディアと呼んでいます。チームの先発組が、現地の指導者サットパル氏(写真右から2人目)のアドバイスを受け播種したのが12月3日、続いて、12月5日にはKaithal ujjanaの生産者が60㎡の水苗代に7kg(115g/㎡)のタネもみを播きます。水苗代は畦畔を作り、代掻きしただけで、写真からもわかりますように畦畔からの漏水対策などがない簡易なものです。12月16日にはKaithal jhakholiのキュウリ農家がハウス内に4㎡ほどの水苗代に280gのタネをまく。12月25日にはKaithal siwanの生産者が126㎡の水苗代に10kg(80g/㎡)のタネをまきます。播種日を何回かに分けたり、ハウスに苗代を作ったりしたのは、生産者自身が冬季に米づくりをした経験がなく、サットパル氏と生産者が播種の適期を確認するためでもあったようです。
 さて、Kaithalから現地情報の第1報がパソコンに入ってきました。サットパル氏の所感は、This rice variety is a summer crop  variety & it can grow property in summer seasion (April to September). This rice variety needs tempratur is min ,15 degree celcius.(本品種は夏季シーズンの栽培が適している。本品種が生育するには最低気温15℃が必要)というショッキングなもの。
 確かに、上図に示した12月~1月の気温推移から最高気温は20℃前後ではあるものの最低気温は7~8℃と低く、しかもFog(霧)の日が多いことがわかります。ハリアナの冬季の天気は山形で想定していたより厳しかったのです。

 

 

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その内容は、nパソkポンハリアナ

2018年2月 9日 10:15