酒造好適米の玄米形状(4)

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玄米形状(金山・新庄).jpg 玄米形状と千粒重(山田錦).jpg
図1 玄米形状と千粒重(出羽燦々) 図2 玄米形状と千粒重(山田錦)

 アスクの品質調査室には各地・各蔵から送られてくる酒米などのサンプルが所せましと並び、それらの調査に追われています。本年、新規に導入したサタケ穀粒判別器(醸造用)もフル回転しています。それらの調査結果から、玄米の形状(長さ、幅、厚み)と千粒重との関係をとりあえず紹介しましょう。
 図1が出羽燦々(JA金山酒米研究会・JA新庄もがみ指切りげんまん産)です。調査したサンプルはいずれもふるい目幅2.1mmの網で選別されています。形状と千粒重との相関係数は”幅”がもっとも大きく、次いで”厚み”、”長さ”の順でした。図2が兵庫県T町産グレードアップ山田錦です。2.05mm網で選別されています。前者と同様に相関係数は”幅”が最も大きく、次いで”長さ”、”厚み”でした。
 両品種とも2.1mm、2.05mmの大きなふるい目幅の網で選別されていることから、品種・産地が異なるにもかかわらずほぼ同様の傾向を示したと考えられるが、今後さらに検討を重ね、より大粒の酒米生産のための知見を得たい。
 

(2017年12月21日 13:47)
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