"猛暑"、ゆびきりげんまん青田巡回

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指切りげんまんの皆さんと代表の指村貞芳さん

IMG_20170711_192324.jpg 最高気温35.3℃、猛暑日の7月11日、JA新庄もがみ酒米研究会”ゆびきりげんまん”(代表指村貞芳さん)14名と、JA,アスクの関係者が酒造好適米「出羽燦々」、「美山錦」、「雪女神」の青田を巡回しました。メンバーがお互いの田んぼを見て回り、穂肥(出穂前25~20日の追肥)の適期を判断します。
 中干し中の田んぼに入って、草の長さ、茎の数、葉の色の濃さの調査と幼穂の確認をします。この調査を生育診断と呼んでいます。粒を大きくし、タンパクが低い高品質の酒米づくりにこの診断は欠かせません。
 診断の結果、生育は草丈が62cm、葉色(SPAD)が39でほぼ指標値並み、 また、メンバーによる生育のバラツキは小さくそろっています。ただし、この高温で、第5節間が長めに感じました。この節間が長いと倒伏しやすくなります。このため、穂肥はN成分で1.5kg/10aを7月13~15日頃に施用することにしました。
 グループが酒米づくりを手掛けて8年目、着実に品質重視へのイネづくりに変わってきたことを実感します。大汗をかきながらの青田巡り、直会が大いに盛り上がったのは言うまでもありません。
 

2017年7月13日 11:00