アスク試験田の生育状況(7月20日)

ホームあぜ道日誌 > アスク試験田の生育状況(7月20日)

     気象(7月20日).png DSC_0080.JPG                                                                                                     

生育7月20日.jpg 生育7月20日図.jpg

 気象図をご覧ください。山形は7月に入ってから気温はグングン上昇。7月20日までの平均気温は25.7℃です。もし、このままの暑さが7月31日まで続くようでしたら、山形の7月の気温は観測史上第1位を記録するのでは?。ちなみに、これまでの最高は1924年(大正13年)26.2℃、次いで1894年(明治27年)と1918年(大正7年)25.7°、そして直近では2010年(平成22年)25.5℃です。
 この暑さの中でのアスク試験田の生育調査、吹き出す汗を拭き拭き調査した結果は平年並み。全ての品種が止葉(一番最後に抽出する葉)を抽出、7月25日過ぎには出穂を迎えるでしょう。これより一足先に、品種見本の極早生種五百万石は昨年より2日ほど遅く数本の穂を出し(走り穂)ています。
 さて、暑さの生育への影響は?、第5、第4節間と呼ばれる株元の下位節間が伸びすぎるのでないかと心配しています。下位節間は、イネ体を支える下半身のようなもの、伸びすぎると下半身は柔らかくなり、倒伏抵抗性は弱くなります。かつての品種ササニシキがそうでした。現在の品種「はえぬき」、「つや姫」は丈が短いのでこの心配はないと思います。また、酒造好適米「出羽燦々」も丈が長くその懸念はありまりますが、主要作付地の金山は、最高気温は高いものの最低気温が20℃を切っており節間の伸長は平たん部ほどではないと思っています。暑さが早く治まり、この心配が杞憂になることを願っています。 



 

(2017年7月21日 09:33)
あぜ道日誌
月間アーカイブ