"ASK愛山"種子生産の田植え

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 幻の酒米とも呼ばれている酒造好適米品種”ASK愛山”、その愛山をアスク社員が兵庫県小野市の松本栄一さんの田んぼで田植えをしました。なぜ、山形からわざわざ兵庫県まで行って田植えを?と思うかもしれませんが、この事業を始めてもう5年を経過しました。
 ASK愛山は兵庫県で生まれた品種です。アスク試験田に植えると、出穂は9月入るため、山形の気象の下では十分に育つことはできません。そこは適地適作、愛山の生まれ故郷で育み、その優れた特性を退化させずに厳正な種子を生産する、これがアスクの姿勢でもあります。
 昨年選抜した5系統の苗は山形で育て、新幹線で現地に持ち込んでの田植え作業です。順調に育てば9月初めには出穂し、10月半ばには収穫できるでしょう。もちろん、出穂期などの特性調査やイネ刈りにも社員が出向きます。
 ここで生産した種子(原原種)は、来年に松本さんの20アールの田んぼで増殖され(原種)、さらにその種子は再来年に生産者用となります。愛山の酒米としての優れた特性を維持し続けるには種子生産が基本です。そのための地道な取り組みは欠かせません。

(2017年6月12日 11:53)
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