寒風の中、米づくり作業始まる

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寒風の中クロ塗り作業(山口泰弘さん酒未来圃場で) アスク試験圃場(平吹正直さんによる)
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 ここ数日の寒の戻りで、今日は朝から雪が降り続いています。この指とまれの山口泰弘さん、平吹正直さんが寒風の中クロ(畦畔)塗の作業を始めました。今年の酒米づくりスタートです。かってクロ塗の作業は春先の重労働でした。鋤や鍬を使っての手作業だったからです。今は、トラクタにセットした機械が100メートルのクロ塗をたちまちのうちに定規で引いたように一直線に仕上げます。もちろん、熟練した技で。
 米づくり八十八の手間を10アール当たりの労働時間で表すと、平均ではトータルで約25時間、このうち田植えが3時間、刈り取り・脱穀も3時間、ただし、経営規模が15ヘクタール以上と大規模になるとこの半分ほどですみます。ところが、田んぼに水を入れたり抜いたりする水管理の手間は5時間ほど、規模が大きいほど、田んぼが分散しているためもっと多くかかります。 
 田植えよりも多くかかる手間を軽減してくれるのがこのクロ塗と呼ばれる作業なのです。ほどよく湿った田んぼの土をクロに壁のように塗り付けることで、クロからの水漏れを防ぎ水持ちを良くします。高品質米を育むのはきめ細やかな水管理が決め手。クロ塗はそのための欠かせない大切な作業です。


 

(2017年3月27日 11:30)
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