"酉年"おめでとうございます

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名刹宝珠山立石寺(山寺)の元旦
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仕事始めは恒例の書初めと餅つきから

 明けましておめでとうございます。本年もあぜ道日誌のご愛読よろしくお願いします。山形の正月三ケ日は冬とは思えないほどの穏やかな天気でした。名刹宝珠山立石寺(山寺)の初詣は、いつもの年なら雪景色の中、滑る足下を気にしながら石段を踏みしめるのですが、小雪が舞っているだけでした。
 弊社は5日から始動しました。護国神社で商売繁盛、無病息災を祈願した後は恒例になっている社員が今年の抱負と意気込みを表す漢字一文字の書初めです。書道の先生のアドバイスを受けながら。そして、餅つき、本年も良き年でありますよう、杵に願いを込めてつきます。
 さて、”酉”の語源、本来の読みは「ゆう」、口の細い酒壺を描いたもので、収穫した作物から酒を造る意味をも表すとか。
   ?を酉に付ければ酒となり
酒米を扱う弊社にとって縁起の良い年になりそうです。
 ところで、酉年の米の作柄はどうだったでしょうか。酉年作柄.jpg明治12年から酉年は11回あります。その作柄指数(平年100)をグラフで示すと、作柄が平年を上回ったのが7回(白棒)、下回ったのが4回(黒棒)です。注目されるのが、黑棒には平成の飢饉とまで言われた5年の大凶作が含まれていることです。酉年も申年に引き続いて作柄の上がり下がりが大きいのでは・・・・・?。株の相場でも「申酉騒ぐ」という格言があり、相場が乱高下するのだとか。
 干支と米作柄の関係には科学的根拠はありませんが、何時の年であっても米をはじめ農作物は自然の恵みと汗する人なしには育ちません。米を育む山形の自然と人に感謝し、今年もあぜ道を歩き回ります。




 

 

2017年1月 5日 12:42