G.GAP認証の更新に向けて

 東京オリンピックに向け農業分野で注目されているGAP(Good Agricultural Practice:適正農業管理)、現在、アスク稲作研究会の24名の会員(金山酒米研究会、このゆびとまれ、かほく酒米研究会など)がGLOBAL.GAPの認証を受けています。来年3月にその更新の本審査を迎えます。それに先立って、21日、この指とまれの山口泰弘さんの「抜き打ち審査」が行われました。
 栽培履歴、農薬・肥料の使用・管理、作業舎の整理整頓、研修会の受講などなど、審査では多くのチェックをクリアしなければなりません。山口さんは2回目とあって余裕を持っての対応です。
 G.GAPが認証されたとはいっても、生産者が特別のメリットを受けるというわけではありません。GAPは生産者が栽培履歴を記帳する、農薬を適正に管理するなど「当たり前」のことをやるということなのです。この「当たり前」が生産の現場ではなかなか実行できないのも現実です。アスク稲作研究会では、この「当たり前」の酒米づくりをめざし、G.GAPの認証更新に取り組んでいます。もちろん、アスクもさらなる支援を続けていきます。
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審査を受ける山口泰弘さん
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農場チェックリスト表     手製の農薬管理庫

2016年11月22日 10:02