アスク試験田の成育状況 6(8月25日)

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台風9号の強風と雨で倒伏し始めている(8月25日)

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 本年の5月から8月第5半旬の気象は、平均気温は平年より高め、日照時間は多めで経過し、出穂は2~3日早まりました。8月に入ってからは、気温較差が大きく多照で経過したことから良好な登熟が期待できそうです。
 8月25日の成育調査の結果では、稈長は平年より5~6㎝長く対平年比で106~107、㎡当たりの穂数は20~30本多く、対平年比で107~108となっています。総じて成育は良好で登熟は進んでいますが、懸念されるのが稈長が長めなことです。稈長が長いと刈り取り前に倒伏しやすいからです。すでに、一部の品種では、台風9号の強風と雨で倒伏し始めました。
 天気予報によれば、ここしばらくはぐずつくとのこと。台風10号の進路も気になります。下駄をはくまで予断を許さないのがコメづくりです。 

2016年8月26日 10:36