試験田、成育は順調

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田植え後好天に恵まれ、試験田・種子田の成育は順調(5月21日)
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 5月16日に社員が田植えした試験田の苗の成育は、田植え後の天気に恵まれ、強風や低温による植え痛みはなく、活着(かっちゃく)は順調に進んでいます。
 植えた苗が根付いて再び成長を始めることを活着と呼んでいます。苗からは白い新根が発生し、水面に垂れていた葉はピーンと直立してきました。苗の活着には温度が関係します。活着できる最低の日平均気温(活着限界温度)は、苗の大きさ(葉数)によっても異なりますが13~14℃、試験田の田植え後10日間の平均気温は16~17℃で経過したことから、活着は順調に進んだと推察されます。間もなく親茎の3~5枚目の葉身と葉鞘の付け根から小さな鞘のようなものが出てきます。分げつです。
 これからは、分げつを促進するため、低温の日には深水にし、好天の日には浅水にし水温を調節します。ひ弱だった苗は、日に日にたくましく育ってゆきます。

 

2016年5月23日 11:05