"出羽燦々、出羽の里"を酌み交わす

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慶長2年(1597)創業”清酒東光醸造元小嶋総本店”   酒米生産部会(出羽の里の田んぼにて)P1020612.JPG

 上杉十五万石の城下町米沢、水と米に恵まれた雪国で410年、脈々と酒を造り続けてきた蔵元があります。清酒東光醸造元小嶋総本店です。
 8月26日、小嶋総本店酒米生産部会(仮称)が作る酒造好適米、出羽燦々と出羽の里の田んぼを見て、そしてイッパイ飲み懇親を深める機会に恵まれました。
 部会の皆さんは、米づくりはベテランであっても、酒米づくりは1~2年目で経験が浅いとのこと。まずは酒米づくりでこれからとくに大切な刈り取りの適期判定、乾燥法などの研修を受けた後軽トラを連ねて田んぼへ。この日は、生憎と一気に秋が訪れたかのような肌寒い雨空、腕をさすり暖めながらの田んぼ回りです。
 田んぼに入って葉色を測定すると、両品種とも、出穂してから20日近く経つのに38~40(SPAD値)と、まだ出穂期頃の濃さです。葉色の濃いのがちょっと気になります。登熟のスピードも遅いようです。これは出穂以降の日照不足が関係していると推察されます。
 このため、本年の刈り取り適期の判定は、出穂後の積算気温1000℃到達日を指標としながらも、穂の青モミ歩合にも注目し、おおよそ20%を併せて指標にすること、また、胴割れ粒の発生を防ぐため、乾燥温度は「はえぬき」、「コシヒカリ」より低くし、35℃以下で決して急がないことなどを確認しあいました。
 巡回が終わったのはすでに薄暮です。不順な天気が早く回復するよう”天気祭り”をかねての懇親会、”東光純米吟醸出羽燦々”と”出羽の里”の芳醇な味わいを酌み交わしながら、盛り上がったのは言うまでもありません。・・・・・なのに27日も雨。



 

(2014年8月28日 09:26)
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