梅雨明けのないままに立秋

8月になったら天気回復と期待していましたが、依然として日照不足が続いています。山形の8月上旬の日照時間は平年のわずか45%、梅雨明け宣言がないままに立秋を迎えました。
この不良天候のなかにあっても、稲の花は咲き、山形県の主要品種「はえぬき」の穂は出揃いました。稲穂は暑い日の来るのを待っています。雨にぬれた稲穂を見ながら、一日も早い天気の回復を願っているこの頃です。
話変わって、先日、山形県北部の”酒米の里”金山町の田んぼを巡回してきました。金山はまた杉の美林、白壁の家並み、そして街中を流れる堰には鯉が泳ぐ町です。
山間部に広がる田んぼでは、
酒造好適米品種「出羽燦々」の穂が出揃いました。ここもまた日照不足でこれからの稔りが心配されます。でも、鯉の泳ぐ堰の水は、美味しい酒を醸す米を育むに違いありません。美酒を楽しみに金山を後にしました。 

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2009年8月11日 12:59